webDAVでさらに便利になる無料のオンラインストレージ

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無料のクラウドストレージというと、真っ先に思い立つのは「Dropbox」や「Google Drive」などだと思います。
私もそうなのですが、どうしても困るのが容量の問題です。無料にこだわると容量が多くても15Gまでが多くて、さらに転送に制限がかかっていたりとドライブを一つのところだけで運用するには少し厳しかったりします。
そのようなときには恐らく、複数のサービスを併用して運用している方も多いと思います。
私もオンラインストレージに関しては、様々なサービスを利用していてどれもそれなりに良さがありますが、一長一短なところがあるようです。
当然「Dropbox」は使用していますし、以前ご紹介しましたが、「box」を昔から利用していますので普段はメインに使用しています。

「box」の紹介記事は「ネットがあればいつでもどこでも便利な「オンラインストレージ」」 をご覧ください。

そのほかにも、「Google Drive」、専用のPCソフトがサポート終了してしまいましたので最近は使っていませんが「Yahoo!ボックス」などを使用しています。
それらのサービスの中でも、このオンラインストレージを使うにあたってちょっと便利な使い方ができる「webDAV」の設定方法と、それに対応しているオンラインストレージをご紹介したいと思います。

webDAVとは何か?

WebDAVは、Webサーバに対して直接ファイルのコピーや削除を行ったり、ファイル所有者や更新日時などのファイル情報を取得・設定するといった機能を持つ分散ファイルシステムで、HTTP 1.1を拡張したプロトコルで実現される。元々はファイルのバージョン管理機能も内包していたが、後に RFC 3253 で定義されたDelta-Vに分離された。

マイクロソフトによって最初に開発され、1999年2月に RFC 2518 が発表された。2007年6月に発表された RFC 4918 が2008年1月現在最新の定義である。

引用:wikipedia

簡単に言うとHTTPのプロトコルを介して、ドライブ上のファイルを操作したり・管理ができる技術の事をWebDAV(ウェブダブ)といいます。
これを利用してネットワークの場所を指定して、パソコンのエクスプローラーからその場所を直接開いてファイルを操作する事ができるようになります。

webDAVを使用するメリット

一見設定するのが面倒くさそうではありますが、これを使うメリットがあります。

(メリット)
●専用のソフトをインストールする必要がない。
●WEBブラウザでももちろん操作可能だが、いちいちブラウザを開かなくてもよい。
●同期型のオンラインストレージ(Dropboxなど)だと、ハードディスクの容量が必要になるのに対し、ネットワークで直接その場所を開くためファイルのやり取りができ容量を食わない。

などのメリットがあります。逆にデメリットはというと

(デメリット)
●同期型とは違いインターネットに繋がっていないとファイル参照ができない。
●ネット接続環境次第では、動作が遅く感じる
●1ファイル50MB以上のものはPCの設定を変更しないといけない

といった事が挙げられます。

webDAVの設定の仕方

まずはwebDAVを設定をするためには、webDAVに対応したオンラインストレージである必要があります。
「Dropbox」や「Google Drive」は現在のところ対応はしていないようです。(サードパーティ製のソフトがあればGoogle driveも可能)

「box」での設定

今回は前回ご紹介した、そのwebDAVに対応しているオンラインストレージの「box」で説明をしたいと思います。

【boxの場合の設定】
サーバー:https://dav.box.com/dav
ログイン:Box ログインメールアドレスおよびパスワード。

1.エクスプローラーから赤丸で囲った部分(コンピューター)をクリック

2.「ネットワークの場所を追加」をクリック

3.ウィザードに従って「次へ」

4.カスタムネットワークの場所を選択した状態で「次へ」

5.webサイトの場所を指定してくださいの画面で
インターネットまたはネットワークのアドレスのところに「https://dav.box.com/dav」と入力して「次へ」

6.ネットワークの場所の名前を指定してくださいの画面にて名前に任意の名前を付ける

7.ネットワークの場所の追加ウィザード完了と表示されたら「完了」をクリック

すると、新しくエクスプローラーが立ち上がり、ドライブの中身が表示できるようになります。

ここにファイルをコピーしたり、削除したりが通常のパソコンでの操作と同様の方法でできるようになります。

webDAVが使えるオンラインストレージ「TeraCLOUD」


先程書いた「box」だけではなくて、そのほかにも「TeraCLOUD」もwebDAVを使用する事が可能です。

ここではご紹介したことはないですが「TeraCLOUD」も無料のオンラインストレージで、特徴としては国内サーバーを使用していること、初期で10Gの容量が使えて、新しいユーザーを招待すると招待する側に一人につき2Gの容量、招待された側には5Gの容量が貰えるという制度があります。(期限は1年間のみ)
ただ、デメリットとして現在は共有機能がないのと、公式のスマートフォン用のアプリがないようです。

TeraCLOUD

しかし、無料で10G使用できるのであればアカウントを取得しておいても損はないかと思います。

【TeraCLOUDの場合のwebDAV設定】

設定方法は「box」と全く同じですが、webDAVのアドレスを知るには一度TeraCLOUDの公式サイトよりログインを行って、「マイページ」のwebDAVはクライアント接続情報のWebDAV接続URLを確認します。
そこに書かれたアドレスで先程と同じ操作でネットワークの場所を設定します。

iPhoneからでもwebDAVを使用する事で便利になる

「box」では正式なアプリがリリースされていますが、「TeraCLOUD」は公式のアプリはリリースされていません。でも、サードパーティ製のアプリを使用する事によって同じような事ができるようになります。

Documents 6

itunes Documents 6
https://itunes.apple.com/jp/app/documents-5-gao-su-pdf-rida/id364901807?mt=8

このアプリはファイルマネージャーで、こちらにwebDAVを設定することにより「TeraCLOUD」は勿論のこと、webDAV対応のストレージのファイル操作を可能としてくれます。
またこのアプリは最初から「box」,「Google Drive」,「Dropbox」も設定できるようになっていますので、こちらに「box」や「Google Drive」のアカウントを設定すれば、複数持っているストレージを一元管理する事も可能になります。

Documents 6でのwebDAVの設定方法

1.アプリをインストールして立ち上げるとアプリの説明が表示されますので、左にスワイプしていきます。
2.メールアドレスを聞かれますので、必要であれば任意で入力します。しない場合は後でをタップします。
3.書類タブが開きます。
4.画面下のサービスをタップすると下の画像のように主要なサービスが設定できるようになっています。
  自身がアカウントを持っているものをタップしてアカウントとパスワードを設定すると使用できるようになります。

5「TeraCLOUD」の設定がないので「+アカウントを追加」をタップ
6.赤丸で囲った「webDAV」サーバーをタップします。
7.「タイトル」には好きな名前を入力します。URLにはwebDAVのアドレスを入力します。
8.ログインIDとパスワードを入力します。
9.ログインに成功すると中身が表示されます。

まとめ

無料のオンラインストレージは多数ありますが、容量の面でも、さらには無料である特性上サービスが終了する事もあるという事も念頭においておかなければいけないと思います。
そのうえでも複数のストレージに分散しておく事も賢い選択ではないでしょうか。
また、サービスを選択する際に自身の使用方法にあった使い方を考える上で、「webDAV」での接続方法も覚えておけば決して損はないと思います。

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